イアン・フィリップ・ギバウト(Ian Philip Gibaut, 英語発音: /ˈiən ʤɪˈboʊ/; 1993年11月19日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのシンシナティ・レッズ傘下所属。
経歴
プロ入りとレイズ時代
2015年のMLBドラフト11巡目(全体328位)でタンパベイ・レイズから指名を受けてプロ入り。プロ入り後はプリンストン・レイズでプロデビューを果たし、シーズンでは、3勝1敗、防御率2.12の成績を残した。
2016年は、A級のボーリング・グリーンホットロッズとA 級のシャーロット・ストーンクラブズでプレーした。2チーム合計で34試合に登板し、2勝2敗、防御率2.53だった。
2017年は、A 級のシャーロット・ストーンクラブズとAA級のモンゴメリー・ビスケッツでプレーした。2チーム合計で48試合に登板し、7勝1敗、防御率2.21だった。
2018年はAAA級のダーラム・ブルズでプレーした。4勝3敗、防御率2.09の成績を残した。シーズン終了後にロースターに追加された。
2019年は開幕を故障者リストで迎えた。A 級のシャーロット・ストーンクラブズでのリハビリを経て、AAA級のダーラム・ブルズに復帰した。7月5日にメジャーに昇格して、7月12日のボルチモア・オリオールズ戦でメジャーデビュー。7月23日にDFAになった。
レンジャーズ時代
7月28日に後日発表選手と金銭とのトレードでテキサス・レンジャーズに移籍した。移籍後はAAA級のナッシュビル・サウンズに配属された。 レンジャーズでは9試合の登板で1勝1敗、防御率5.11だった。12月2日にFAになったが、12月19日にスプリングトレーニングの招待選手としてマイナー契約を結んだ。
2020年は、8月17日のサンディエゴ・パドレス戦でフェルナンド・タティス・ジュニアが7点リードの8回に3ボールから満塁本塁打を放った直後に登板し、次打者のマニー・マチャドの初球で内角へ投球した。これが故意とみなされて3試合の出場停止となった。シーズンでは14試合に登板して0勝1敗、防御率6.57だった。
ツインズ時代
10月30日にミネソタ・ツインズに移籍した。
2021年2月19日にマット・シューメーカーの加入に伴いロースターから外れたため、スプリング・トレーニングには招待選手として参加した。シーズンでは、AAA級のセントポール・セインツで27試合に登板し、1勝3敗、防御率7.20だった。10月14日にFAになった。
ガーディアンズ時代
2022年3月17日にクリーブランド・ガーディアンズとマイナー契約を結んだ。6月27日にメジャーリーグに昇格したが、登板した翌日にDFAになった。
ドジャース傘下時代
6月30日にロサンゼルス・ドジャースに移籍した。登板がないまま7月3日にDFAになった。
レッズ時代
7月5日にシンシナティ・レッズに移籍した。
2024年は怪我の影響でシーズンのほとんどをマイナーで過ごしたが、9月24日のガーディアンズ戦(プログレッシブ・フィールド)で復帰した。オフの11月22日にノンテンダーFAとなった。この年メジャーでは、シーズンの最終盤に2試合に登板したのみであった。
2025年1月29日にマイナー契約で再契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。
プレースタイル・人物
父親はイギリス・ジャージー出身で、オックスフォード大学でプレーしたクリケット選手であるラッセル・ジボー(英語: Russel Gibaut)。
詳細情報
年度別投手成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2023年度シーズン終了時
脚注
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)

