パモーニャ (ポルトガル語: Pamonha) は、伝統的なブラジル料理である。ダンプリングの一種。トウモロコシでできた生地をトウモロコシの葉で包み、茹でて作る。ブラジルの6月祭フェスタジュニーナでは、トウモロコシ料理の一つとして振舞われる。2017年には、国際食品・飲料展(FOODEX JAPAN)で紹介された。
レシピ
一般的には、まずすりつぶしたトウモロコシに牛乳や砂糖・塩などを混ぜて生地を作り、その生地をトウモロコシの皮(地域によってはバナナの葉)で包んだ後、茹でて作る。ブラジル北東部では、牛乳の代わりにココナッツミルクが用いられる。
塩味のパモーニャ (pamonha de sal) と、甘いパモーニャ (pamonha de doce) とがある。
パモーニャを冷ました後に、砂糖水に溶かして飲むこともあり、この飲み物はgarapa de pamonhaと呼ばれている。
単語
パモーニャという名前は、トゥピ語pa'muñãに由来する。
ブラジルでは、"pamonha"という言葉は、「怠け者」や「愚か者」という意味でも使われる。
ギャラリー
脚注
関連項目
- ブラジル料理
- タマーレ - 伝統的なメキシコ料理。トウモロコシで作った生地を、肉やチーズなどと一緒に、トウモロコシやバナナの皮に包んで蒸して作る。
- ちまき



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