キーバート・ホセ・ルイーズ(Keibert Jose Ruiz, 1998年7月20日 - )は、ベネズエラのカラボボ州バレンシア出身のプロ野球選手(捕手)。右投両打。MLBのワシントン・ナショナルズ所属。
経歴
プロ入りとドジャース時代
2014年にインターナショナル・フリーエージェントとしてロサンゼルス・ドジャースと契約する。
2015年に傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・ドジャースでプロデビュー。44試合に出場して打率.300、1本塁打、19打点、4盗塁を記録した。
2016年はルーキー級アリゾナリーグ・ドジャースとパイオニアリーグのルーキー級オグデン・ラプターズでプレーし、2球団合計で56試合に出場して打率.374、2本塁打、48打点を記録した。
2017年はA級グレートレイクス・ルーンズとA 級ランチョクカモンガ・クエークスでプレーし、2球団合計で101試合に出場して打率.316、8本塁打、51打点を記録した。
2018年にMLB.comが発表したプロスペクトランキングでは52位(シーズン途中で38位に上昇)、ドジャースの組織内では3位(シーズン途中で2位に上昇)にランクインした。シーズンでは開幕からAA級タルサ・ドリラーズでプレーし、101試合に出場して打率.268、12本塁打、47打点を記録した。7月にはオールスター・フューチャーズゲームの世界選抜に選出された。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、グレンデール・デザートドッグスに所属した。11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした。
2019年はAA級タルサとAAA級オクラホマシティ・ドジャースでプレーし、2球団合計で85試合に出場して打率.261、6本塁打、34打点を記録した。
2020年8月15日にメジャー初昇格を果たし、メジャーデビューとなった翌16日のロサンゼルス・エンゼルス戦では「9番・捕手」で先発出場して3回表にフリオ・テヘランから初打席初本塁打を放った。
2021年5月16日にコーリー・シーガーの10日間の故障者リスト入りに伴い、メジャーに昇格した。
ナショナルズ時代
2021年7月30日にマックス・シャーザー、トレイ・ターナーとのトレードで、ジョサイア・グレイ、ヘラルド・カリーヨ、ドノバン・ケイシーと共にワシントン・ナショナルズへ移籍した。
選手としての特徴
打撃では左右両打席で構えが異なるが、マイナー通算打率.330(2017年シーズン終了現在)とコンタクト力に秀でる。守備は送球面で課題を抱えるが、捕球技術は確かで動きも良く、スターになり得る素材と言われている。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2024年度シーズン終了時
記録
- MiLB
- オールスター・フューチャーズゲーム選出:1回(2018年)
背番号
- 25(2020年 - 2021年途中)
- 20(2021年途中 - )
脚注
注釈
出典
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 R
- ベネズエラ出身のメジャーリーグベースボール選手一覧
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Keibert Ruiz stats MiLB.com (英語)
- Keibert Ruiz (@keibert_ruiz) - Instagram




