2018年平昌オリンピックのリュージュ競技・男子1人乗り(2018ねんピョンチャンオリンピックのリュージュきょうぎ・だんしひとりのり)は、2018年2月10日から2月11日にかけて韓国・平昌のアルペンシア・スライディングセンターで開催された。
概要
リュージュ男子1人乗りで金メダルを獲得したダーヴィト・グレイルシャーは、1968年グルノーブルオリンピックのマンフレット・シュミット以来2人目となる男子1人乗りのオーストリア人金メダリストである。アメリカのクリス・マズダーが銀、ドイツのヨハネス・ルートヴィヒが銅メダルを獲得した。3人全員にとって初めてのオリンピックメダルであり、特にマズダーはリュージュ男子1人乗りにおける初のアメリカ人メダリストでもある。全員が初のオリンピックメダリストなのは、1988年カルガリーオリンピックでの同種目以来。バンクーバー、ソチに引き続き大会3連覇を狙っていたドイツのフェリックス・ロッホは、終始競技をリードしていたものの、最終滑走でミスを犯しメダルを逃した。
メダル授与式ではIOC委員会のカール・シュトースと国際リュージュ連盟会長のヨーゼフ・フェントからメダルが授与された。
出場選手
前述のロッホ以外にも、2016年 - 2017年リュージュ世界選手権覇者のロマン・レピロフや、2017 - 2018年リュージュ世界選手権で2位につけたヴォルフガング・キンドルなどが出場していたが、いずれもメダル獲得はならなかった。
日程
全て時間はUTC 9
結果
2日間にわたって4回の競技を行い、最終順位を決定
脚注




