レディアルバローザ(Lady Alba Rosa、2007年4月21日 - )は日本の競走馬。馬名の意味は冠名にイタリア語で薔薇色の夜明け。おもな勝ち鞍は中山牝馬ステークス(2011年、2012年)。
経歴
2歳(2009年)
京都の芝1600mの新馬戦で熊沢重文鞍上でデビューし、7番人気で3着に健闘する。2戦目の阪神の未勝利戦で逃げ切って初勝利を飾った。
3歳(2010年)
初戦の紅梅ステークスは出遅れて4着に敗れ、つづく500万下は1番人気に推されるも2着に惜敗。フィリーズレビューは先行粘って3着に入り、桜花賞への優先出走権を獲得したが、本番の桜花賞は11着に惨敗する。このあと1000万下の東京のエーデルワイスステークスは頭差2着に惜敗。阪神の1000万下の三宮特別をクビ差差しきって3勝目となり、秋へと備えた。しかし、秋5戦は準オープンのユートピアステークスの2着が最高で勝利を飾れなかった。
4歳(2011年)
2走したのちに2月をもって池江泰郎調教師が定年となり、3月1日より笹田和秀厩舎へ転厩となった。その初戦となった中山牝馬ステークス(この年は東日本大震災の影響で例年の中山ではなく阪神開催)は10番人気だったが中団から最後の直線で抜け出して4勝目が重賞初制覇となった。管理する笹田調教師にとってもこれが重賞初制覇となった。続くヴィクトリアマイルは3番人気だったが先行粘り混んでアパパネ、ブエナビスタに続く3着に健闘した。その後の4戦は朝日チャレンジカップの3着が最高だった。
5歳(2012年)
京都牝馬ステークス(6着)を受けての中山牝馬ステークスは逃げ切って連覇を果たした。しかし、阪神牝馬ステークスは10着、ヴィクトリアマイルは先行するも9着、エプソムカップでは道中好位追走も直線で伸びず12着に惨敗する。
6歳(2013年)
京都牝馬ステークス11着を最後に、3月16日付で競走馬登録を抹消、引退した。引退後はケイアイファームで繁殖牝馬となる。
競走成績
繁殖成績
- 2018年1月31日、イギリスに輸出
血統表
- 母のワンフォーローズはカナダ産。北アメリカで27戦15勝、うちG3を3勝し、カナダ最優秀古牝馬に3回選ばれた。
- 半妹にクイーンステークス勝ちのキャトルフィーユ(父ディープインパクト)、全妹にフラワーカップ勝ちのエンジェルフェイスがいる。
- 姪(キャトルフィーユ産駒)にターコイズステークス勝ちのアルジーヌがいる。
脚注
参考文献
- netkeiba.com
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ、Racing Post


