表面実装(ひょうめんじっそう)とは電子部品をプリント基板に実装する方法の一つ。SMT (Surface mount technology) とも呼ばれる。 また、表面実装用の部品をSMD (Surface Mount Device) と呼ぶ。

電子部品のリードをプリント基板の穴に固定する方法(スルーホール実装)に比べて、スペースを取らない。1960年代に開発され、現在では、電子回路を持つほとんどの製品で採用されている。電子部品の実装にはチップマウンター(表面実装機)と呼ばれる専用装置を使うか、極小ロット品や人件費の安い国では、人が直接ピンセットを使っておこなうこともある。

基本的には、クリームはんだ印刷機による基板上へのはんだ印刷(またはディスペンサによる部品搭載位置への接着剤塗布)を行った後にチップマウンターで部品の実装を行い、その後リフロー炉で熱を加えてはんだを溶かし、部品を基板に固定するという流れである。

製造装置

  • クリームはんだ印刷機
  • ディスペンサ
  • チップマウンター
  • リフロー炉
  • インサーキットテスタ

関連項目

  • パッケージ (電子部品)
  • 電子部品
  • はんだ付け
  • プリント基板
  • ウエハーレベルCSP

表面実装工程(SMT工程)

半導体製造装置の対中輸出規制強化で「日本のメーカーだけが大きく損をする」という現実 クーリエ・ジャポン

SMT(表面実装)|基板実装 実装事業 株式会社イングスシナノ

目からウロコ!のQ&A便 基本をおさえよう。SMD部品のはんだ付け

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