日立市立南部図書館(ひたちしりつなんぶとしょかん)は、日立市久慈町3-24-1にある日立市立図書館のひとつである。

2021年度(令和3年度)の統計によると、蔵書数は109,754冊(点)(令和4年3月31日現在)、年間貸出数は248,438冊(点)となっている。

主な蔵書としては、一般図書が64,565冊、児童図書が39,297冊、郷土資料が3,607冊、視聴覚資料が2,285冊(いずれも2022年3月31日時点)所蔵している。

またここでは、併設されているパークアンドバスライドについても説明する。

施設構造

日立電鉄線の久慈浜駅の跡地に建てられており、#ギャラリーにつながるバス停留所側の入口には、日立電鉄線の歴史を記した銘板が設置されている。

建物は平屋である。開館時の蔵書数は約61,000冊で、最大約93,000冊の収容能力を持つ。

施設の利用は無料で、図書館の閲覧は誰でもできる。

一般図書室・こどもとしょしつ
中央カウンターで貸出ができる。貸出の対象者は「日立市立図書館#サービス」を参照。
まなびの広場
学習室のような場所。飲食は禁止されている。
創作室
対面朗読室
ボランティア活動室
ギャラリー
絵の展示が行われることがある。また裏入口からの通路となっている。
ラウンジ
ここで飲食が可能。自動販売機がある。ただし、長居や読書は禁止されている。

建物概要

(出典:)

  • 地上1階建
  • 延床面積:1,398.05 m2

歴史

以下は『新図書館通信』第1号を参考文献とする。

  • 2005年(平成17年)4月1日 - 日立電鉄廃線
  • 2007年(平成19年)12月 - 新しい図書館施設建設のための準備開始
  • 2008年(平成20年)2月 - 今後の図書館サービスのあり方に関するアンケート調査実施
  • 2008年(平成20年)12月 - 「新図書館施設建設懇話会」設置
  • 2009年(平成21年)7月 - 「新図書館施設建設基本構想」策定
  • 2010年(平成22年)9月 - 新図書館施設建設設計完了
  • 2011年(平成23年)3月11日 - 東日本大震災
  • 2011年(平成23年) 4月 - 10月 - 新図書館施設建設計画、設計の見直し
  • 2012年(平成24年)1月 - 建設工事着工
  • 2013年(平成25年)4月24日 - 南部図書館開館

サービス

立地

JR常磐線大甕駅からひたちBRTで約7分の場所に位置し、周辺には久慈サンピア日立や道の駅日立おさかなセンター、茨城港日立港区などがある。

図書館前には59台分の無料駐車場もある。

パーク&バスライド

※この節は右の写真を参考文献とする。

南部図書館の駐車場の一部がバス利用者用の駐車場となった。

以下、使用規定等をまとめたものである。

  • 台数は19台(内2台は身障者用)
  • BRTを使う人以外は停車禁止
  • 利用可能時間は5:00 - 23:00
  • 長期間の停車が発覚した場合は、市が利用者に警告をする。その後、指定する日までに移動しない場合は撤去される。

出典

注釈

出典

関連項目

  • 日立市立図書館
    • 日立市立記念図書館
    • 日立市立多賀図書館
    • 日立市立十王図書館

外部リンク

  • 日立市立図書館ホームページ

南部子どもの広場 日立市立図書館 公式ホームページ

南部図書館整備コンセプト 日立市立図書館 公式ホームページ

南部図書館みんなみ - 三鷹市立図書館

第24回 南部図書館まつり 長野上水内教育会

日立市南部図書館:日立建設設計